テニスプレイヤー大坂なおみ選手が6月1日に、テニス4大大会のひとつ全仏オープンテニスを棄権すると自身のTwitterで表明しました。
試合後の記者会見を拒否したと話題になっていたわよね。
拒否した理由についても明らかになりましたね。
うつ病で苦しんでいることも公表していたわね。
大丈夫かしら。
5月30日に全仏オープン1回戦突破したにも関わらず、まさかの試合棄権の発表。
元気でおちゃめな印象の大坂なおみ選手に、一体何があったのでしょうか?
今回は、大坂なおみ選手のプロフィールと会見拒否から全仏オープン棄権までの流れについて調査していきたいと思います。
全仏オープンを棄権!【大坂なおみ選手】のプロフィール
生年月日 1997年10月16日
出身地 大阪府大阪市
日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親を持つ
世界ランキング 2018年4位→2019年1位→2020年3位→2021年2位
大坂なおみ選手は、テニスの世界4大大会の全豪オープンで2度、全米オープンで2度の優勝経験があります。
全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープンのことを「グランドスラム」と呼び、獲得できる賞金額やランキングポイントが他の大会に比べて高く、参加選手数が多いことが特徴です。
選手たちは、ポイントを多く獲得して、世界ランキング上位を目指すのです。
グランドスラムは選手にとって重要な大会なのね。
多くの選手が力を入れている大会で優勝できる大坂なおみ選手って、とても強い選手なのね。
大坂なおみ選手の会見拒否から全仏オープン棄権までの流れ
テニスの4大大会、全仏オープン(OP)で記者会見拒否を表明し、罰金処分などの騒動に発展していた大坂なおみ(日清食品)が5月31日(日本時間6月1日)、ツイッターで大会を棄権する意向を表明した。
引用:Yahoo!ニュース
グランドスラムでの優勝や世界ランキング上位をキープし、テニス選手として順風満帆にみえた大坂なおみ選手。
今回の騒動は、大坂なおみ選手が試合後の記者会見を拒否すると宣言したことから始まりました。
大坂なおみ選手の会見拒否の理由とは?
大坂なおみ選手の突然の会見拒否には大変驚きましたね。
現地時間5月27日、女子テニス世界ランク2位の大坂なおみが、今年の「全仏オープン」(5月30日~6月13日/フランス・パリ/グランドスラム/クレー)における全ての記者会見に応じない旨を自身のSNSで表明した。
引用:Yahoo!ニュース
会見拒否に至った理由についても自身のTwitterで明らかにしました。
大坂なおみ選手は記者たちの行動に、アスリートのメンタルヘルスについて配慮が欠けていると感じることが多かったようです。
特に負けた選手に、会見でデリカシーのない質問を投げかけるのは、『落ち込んでいる精神状態に追い打ちをかけるような行動』と指摘しました。
試合直後で疲れている上に、会見で精神ダメージを受けるなんて私なら体がもたないわ。
会見と思うと言葉を選んで発言しないといけないから大変よね。
全仏オープン主催者側は大坂なおみ選手に罰金
大坂なおみ選手は5月30日に行われた初戦の後、宣言通り会見に参加しませんでした。
対して全仏オープンの主催者側は罰金を科すことを発表しました。
初戦突破したものの、選手に義務づけられている記者会見を拒否した大坂なおみ(日清食品)に1万5000ドル(164万円)の罰金を科したことを発表した。
引用:Yahoo!ニュース
会見を拒否しただけなのに罰金されるの?
驚きの金額よね。罰金の理由についても気になったので、調べてみました。
実はグランドスラムの規定に、『試合の前後の記者会見を行わない場合は、最高20,000ドルの罰金を科す』と記載があります。
理解しがたいルールだわ。会見という形にこだわる必要はなさそうよね。
全仏オープンの棄権とうつ病を公表
日本時間6月1日に大坂なおみ選手は全仏オープンを棄権する旨を自身のTwitterで報告しました。
会見拒否から罰金まで騒動が大きくなったことに謝罪をした上で、大会、他の選手、自分の健康のために棄権という選択をされたようです。
併せて、2018年全米オープン優勝以来、うつ病に苦しんでいたと告白しました。
元々、内向的な性格で人前で話すことが苦手な大坂なおみ選手。
優勝を機に注目されるようになり、世界中のメディアの前に立つと大きな緊張に襲われていたと明かしました。
会見を拒否したのも納得できるわね。
ファンや周囲から大きな期待を背負って、頑張りすぎたのかもしれませんね。
大坂なおみ選手の棄権にTwitterの反応は?
#大坂なおみ 選手の全米での#BLM アピール…今にして思えば、シャイなだけでなく病の中にあった彼女が、7枚のマスクを事前に用意し、それを全て使い切って優勝したことの凄さが、改めて染み入る。とりあえず今は焦らず、ゆっくりして欲しい。
— zumi (@ozyszm) June 1, 2021
鬱病で怒り易くなる人もいると聞いた事があります。前の大会で大坂なおみ選手がラケットを破壊して物議を出していましたが、もしかしたら病気の影響もあったのかも。辛いと思いますがどうぞお大事になさって下さい。
— とうこ (@inuhakazokuyo) June 1, 2021
何かを変えられる人。
プロ選手だからある程度はやらなきゃいけないこともあるかもしれないけど、選手の前にひとりの人間なんだ。
メンタルヘルスは大事だし。
— やっぴい (@klr0TbNQU5BmkaM) June 1, 2021
まだ今ほどメジャーになる前の3年前のフェデレーションカップで観た #大坂なおみ はパワフルだけれど、見るからにとてもシャイな人だと思いました。色々あるでしょうが、早く戻ってきてほしいと心から望みます。 pic.twitter.com/t6Wvw0jkbz
— うしさん (@ushi8929) June 1, 2021
大坂なおみさんの棄権は残念だけど。大坂なおみさんの行動に賛同します。
鬱の人に大勢の前で話をさせ、時には罵倒され、叩かれ本当にしんどいと思う。
人はそんなに強くないのだからあんまり強く人に対して物事を言うべきではない。
やさしい世界になれ!#大坂なおみ選手を支持します— KAORU (@00sokai3) June 1, 2021
まとめ
今回は、大坂なおみ選手のプロフィールと会見拒否から全仏オープン棄権までの流れについて調査しました。
- テニスの世界4大大会「グランドスラム」の全豪オープンと全米オープンで4度の優勝経験
- 世界ランキングでは2018年4位、2019年1位、2020年3位、2021年2位と上位をキープ
順風満帆にみえた大坂なおみ選手でしたが、突然の試合後の会見を拒否すると宣言されました。
全仏オープン初戦後の会見は宣言通り会見を行わず、主催者側からは罰金を科せられてしまいました。
その後、大坂なおみ選手は全仏オープンを棄権する意向を発表し、うつ病に苦しんでいたことを明らかにしました。
試合後の負けた選手に対して、会見での記者の対応は精神面の配慮にかけていると感じていたのね。
大坂なおみ選手もきっと嫌な思いをしたのかもね。
試合に集中したい大坂なおみ選手にとって、会見は不安の元でしかなかったのかもしれませんね。
Twitterでは大坂なおみ選手に対する励ましの声が多く見られました。
一方で、主催者側と会見拒否の理由や大坂なおみ選手の精神状態について正式に話し合っていれば、罰金や棄権を避けれたのではないかとの声もありました。
大坂なおみ選手にはしっかり休養を取ってもらって、また元気にプレイをする姿を見たいですね。
主催者側には試合後の会見について、テニスプレイヤーにとってストレスにならないような方法を見出してほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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