8月17日付で、大人気だったお笑いコンビの雨上がり決死隊が解散を“報告会”として、AbemaTV内で2人揃っての『アメトーーク!』が放送されました。
いつかまた、あの2人がテレビで並んで映ることを楽しみにしていた方も多かったのではないかと思います。
私は、宮迫さんのYouTubeチャンネルの『宮迫ですッ!』を出なくなってからは、楽しくみていたわ!
『アメトーーク!』で、宮迫さんが出なくなってやっぱりなんだか寂しい気持ちはあったわよね。
2年前の2019年6月に、宮迫博之さんや田村亮ら吉本興業所属の芸人が、14年12月に振り込め詐欺グループの忘年会に出席した闇営業問題として翌7日発売の「FRIDAY」で報じられました。
その後、宮迫博之さんは「ギャラをもらっていない」とTwitter内で謝罪と釈明をしていました。
けれど、この発言が嘘だったことが発覚し大炎上しました。
衝撃だったわよね。
それから、約2年間雨上がり決死隊はそれぞれで活動をしていたのですが、ついに解散することを発表されました。
今回は、そんな雨上がり決死隊解散を伝えた“報告会”についてと2人のこれからについての周りの声を調査しました。
雨上がり決死隊コンビ結成32年の幕を下ろす
17日付で解散を発表したお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(51)と蛍原徹(53)が、コンビ初の冠番組となったテレビ朝日「アメトーーク!」(木曜後11・15)の思い出のセットで約2年ぶりの2ショットを披露。自ら解散を報告した。
引用元:Yahoo!ニュース
「雨上がり決死隊の復活はいつになるのだろうか?」と待ってた方が、たくさんいたのではないかと思いますが、その夢は叶わず終わってしまいました。
最近は、お互いがそれぞれの舞台で頑張っている所を見られて嬉しくて、いつかまた2人が揃うことを願っていたからさみしいわ。
今年の4月に蛍原徹さんから、「解散しよう」と話しました。
出川哲郎さんも話していましたが、蛍原徹さんから伝えたということがとても意外だと思いました。
理由は、周りの方に気遣いをされることが少しずつ辛くなっていったということ。
雨上がり決死隊の後輩が、『宮迫ですッ!』に出演することになった時にわざわざ蛍原徹さんに挨拶しに来たり、スタッフの方から気を遣われていることが苦しかったそうです。
「相方が不祥事を起こした」という部分で知らず知らずのうちに“腫れ物扱い”のような対応になっていたのかもしれないですね。
蛍原さん本人が、そう思っていなかったのなら尚更、気遣いされるのは辛いわよね。
そして、一番の理由は宮迫博之さんのYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』の活動開始の時期だったようなんです。
雨上がり決死隊解散の報告会!宮迫YouTubeの活動開始時期が1つの原因
芸能界では何かを決めて報告する場合、多くはきっちりとした記者会見のようなスタイルが多いと思います。
しかし、雨上がり決死隊の解散報告はいつもの『アメトーーク!』のようなトークを繰り広げていくスタイルの新しい解散報告になっていました。
ゲストは、東野幸治さん•出川哲郎さん•ケンドウコバヤシさん•狩野英孝さん•FUJIWARAさんの5組でした。
雨上がり決死隊の最初の登場シーンを見て懐かしさと、これで最後かという切なさを感じたわ。
「演技に見えるから感極まって泣きそうにならないように」と奥さんにも言われていたそうで、言葉に詰まりながらもいつも通りに話をする宮迫博之さん。
そして、蛍原徹さんが解散の経緯について「1年半毎日泣いて悩んで決めた」と話していました。
もう1つの解散理由は、蛍原徹さんの宮迫博之さんへの思いが少しずつ「今までと違ったものになってしまい、ズレを感じるようになった」と話していました。
現在、宮迫博之さんはYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』を中心に色んなYouTuberとコラボをするなどの活動をしています。
元々人気のお笑い芸人で知名度もあったこともあり、チャンネル登録者数も142万人(2021年8月時点)という人気ぶりです。
しかし、宮迫博之さんは相方である蛍原徹さんに「YouTubeをやりたい」と相談はしていたものの、決定したことは事後報告で伝えたと話していました。
実は、蛍原さん以外にも明石家さんまさんやダウンタウンの松本さんが、宮迫さんがテレビ復帰ができるように協力をしてくれていたそうなんです。
明石家さんまさんは、芸人仲間を集めて宮迫を労う会を「これからも、頑張れよ」という気持ちを込めた、会まで開いてくれていました。
ダウンタウンの松本人志さんも、宮迫博之さんが戻って来やすいように配慮をしていたそうなんです。
やっぱり宮迫さんは、みんなに可愛がられていた存在なのよね。
今までの、仕事についても宮迫博之さんが単独で決められることが多かったようで、その流れでYouTubeチャンネルの話を進めていたそうです。
今までのことを考えると、少しは相談しようと思って欲しかったわね。
宮迫博之さんの考えでは、「もう一度2人でテレビに出るため」の行動だったのですが、蛍原徹さんの考えでは「自分ならYouTubeを始めようとはならない」と大きなズレを感じていたと話していました。
結果的に、宮迫博之さんはYouTube上で成功しましたが、今まで一緒にTV番組を作っていた大先輩•仲間を裏切るようになってしまいました。
蛍原徹の思いを千原ジュニアが代弁「宮迫は浅はかなことをした」
『アメトーーク!』の解散報告会以外の所でも、雨上がり決死隊の解散は大きなニュースでした。
宮迫博之さんが初の動画をアップした際に、闇営業問題で同じく謹慎していたロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの復帰時期と重なったことに、疑問を感じている芸人も多かったようです。
実は、『宮迫ですッ!』のYouTubeコラボの動画投稿があり、相手に迷惑がかかってしまうと日にちを、移動ができなかったと話していました。
疑問を感じていた芸人の1人である、千原ジュニアさんはこう話していました。
「いろんな芸人と何十年一緒にやってきたと思ってんねん。その芸人より、言葉は悪いかもしれないですけど、『昨日今日会ったユーチューバーの方を取るのかい』と言うのは、多くの芸人が思った部分でもあった。」と話していました。『ほんまに浅はかなことをしたな』という(宮迫の)根っからの謝罪というのがなかったなというのは思ったし。」
引用元:サンスポ
宮迫博之さんの気持ちを考えると復帰できる時期も決まらず、“芸人”という職業で何もできずに待っているだけより、何か今できることとして始めたのがYouTubeだったとは想像がつきます。
このご時世だし、復帰できなかった時のことを考えてしまうわよね。
ただ、これに関しては信頼の部分として「優先順位を間違えてしまったな」と、一緒に頑張ってきた人たちの素直な気持ちだと思いました。
宮迫博之さんの「またコンビで活動していきたい」という気持ちは、伝わるのですが、“裏切られた”という気持ちに同じ芸人仲間の方達は、思ってしまいますよね。
蛍原徹はまたコンビで地道にやっていこうと考えていた
「また2人で、コンビで活動していきたい」という気持ちは、宮迫博之さんも蛍原徹さんも同じ気持ちでした。
しかし、見ている方向が違ったということに蛍原さんが気がつき「解散をする」という考えに気持ちが固まりました。
蛍原徹さんは最初、当分はテレビに出られなくなるけど「いつかはまた2人で出られるように」と思い考えていたそうです。
しっかりおとなしく反省して、世間の皆さんのリアクションを見ながら、ちょっとずつまた舞台から始めて地道に、復帰へと繋げていこうと思っていたと話してました。
そんな中、宮迫さんはYouTubeを始めてしまったんです。
蛍原さんもずっと宮迫さんのことを思って“雨上がり決死隊”のためにと思っていたけれど、お互いに思い方のズレがあったのね。
やっぱり、いくらお互いに大切な存在と思っていても、気持ちが伝わらなければ意味がなくなってしまいますよね。
相手に気持ちを伝えることの大切さを、改めて感じたわ。
ただ、「また舞台から始めるつもりだった」という蛍原徹さんの考えには2人の年齢についてを考えてしまいますよね。
「いくら知名度があってファンがいたとしても、少し難しいのでは?」と感じてしまいました。
宮迫博之が早く戻ってくる可能性があった?吉本興行の圧力とヒカルの存在
オリエンタルラジオのあっちゃんこと田中敦彦さんと宮迫博之さんがMCを務める『Win Win Win』というYouTube番組。
2月27日に投稿された動画で、人気カリスマYouTuberのヒカルさんが登場しました。
これを見た吉本興行の大崎会長が「1人で食えるなら戻ってこなくていいよ」という冷たく当たったことがありました。
この発言の理由として、“吉本興業に戻ってく来られることが困る”という考察をしている方が、多くいらっしゃいました。
もう1つは、YouTuberのヒカルさんが理由でした。
ヒカルさんは、知っている方であれば相当の人脈があります。
すごい人脈を持ち込まれることを恐れたのではないかと考察する方も多く存在しました。
そういった理由を考えると吉本興業側の圧力もあり、あれだけ大人気だった芸人の宮迫博之さんの復帰が見込まれなかったのではないかと思いました。
けど、こういった理由を知ってから蛍原さんの思いを考えると、地道に頑張っていれば復帰の可能性があったかもね。
ヒカルさんは、コンサルティング力もあるそうで吉本芸人にそういった関わりを持たせたくなかったのでは?という声もありました。
宮迫博之さんはヒカルさんと今やYouTube内での“相方”として、活動していることはファンからみて取れると思います。
そういったことを踏まえて考えると、YouTuberとして成功してしまった宮迫博之さんがTV業界に戻ってくる可能性がかなり低く、難しい状態になったのではないかと思います。
いくらコンビ愛があっても「長年の相方である蛍原さんより、YouTuberのひかるを取った」と言われても、しょうがないのかなと思ってしまったわ。
雨上がり決死隊の初の冠番組である“アメトーーク!”は存続
“○○○芸人”でお馴染みの大人気番組である『アメトーク!』の今後ですが、今まで通り継続していくそうです。
家電大好き芸人とか運動できない芸人とか、面白いものたくさんあるわよね!
私、家電大好き芸人で掃除機を紹介するコーナーを参考に、掃除機買ったわ!
ただ、正式名である『雨上がり決死隊のトーク番組•アメトーーク!』の最初の部分をカットし『アメトーーク!』として今のところは、続けいていく予定だそうです。
蛍原徹さんが、4月頃に解散の話をしている際に「雨上がり決死隊でやっていた番組は全て降りる」と話していました。
けれど、宮迫博之さんが「『アメトーーク!』だけは、やめんといてくれ」と必死にお願いしていたそうです。
やっぱり、初の冠番組だし人気だもの。残しておきたいわよね。
雨上がり決死隊の初の冠番組だからという理由だけでなく、宮迫博之さんは「若手の芸人の目指す場所だから。俺らが解散するからっていうことで番組をなくすっていうのは違う」と話していました。
放送中何度も皆さんが言いますが、蛍原徹さんは「宮迫さんのおかげでここまで来れた」といつも話しているそうなんです。
そういう風に思われていたって、知れば知るほど切ない気持ちになるわね。
出演した出川哲郎さんからも「やっぱりやるべきなのよ。宮迫のためだけじゃなく、あなたがこの番組を守らないと。」と蛍原徹さんに伝えていました。
雨上がり決死隊の『アメトーーク!』への思いや、出演者からの『アメトーーク!』への思いがとても伝わるやりとりだと思いました。
雨上がり決死隊に対する出演者からの溢れる思い
ゲストとして出演していた、東野幸治さん•出川哲郎さん•ケンドウコバヤシさん•狩野英孝さん•FUJIWARAさんがそれぞれ、最後に雨上がり決死隊の2人への溢れんばかりの思いが伝えられていました。
出川哲郎さんは、「いろんな芸人が2人から新しい一面や良い所を引き出してもらえた」と涙ながらに感謝の思いを伝えていました。
そんな中、フジモンさんの溢れる雨上がり決死隊への愛情がすごかったんです!
出演者の中で一番感情をさらけ出していたのは、FUJIWARAのフジモンさんでした。
『アメトーーク!』が始まった時からも、終始うるうるとしていたり涙を見せていました。
その中で、雨上がり決死隊の2人に対して、大泣きしながら気持ちを伝えていたシーンは、心に刺さるものがありました。
素直な気持ちで、みんなが言いたいこと代弁するかのようにこう伝えていました。
フジモンさんが「全部宮迫さんのせいですよ」「雨上がりがあなたのせいでなくなるんですよ」と一生懸命に伝えていました。
その伝えていたシーンはは、本当に雨上がり決死隊の2人のことが大好きで大切な存在だったのだと感じました。
あの素直な気持ちを、声にするのは勇気がいるしみんなが思っていることを代弁してくれていたなと思ったわ。
厳しい声の中にも温かい声が溢れていたTwitter
雨上がり解散悲しかったけど、宮迫さんを叩いてる人がよくわからん。どうすれば良かったんじゃろ。俺は家族を養う為にYouTube始めたのは全然いいと思うけど。いつテレビ復帰出来るのかもわからんのに。解散はコンビの価値観の違いだから仕方ないけど。何が正解なん。
— 下竹 ゆうや (@shimotake_clamp) August 17, 2021
フジモン「宮迫さんのせいですよ、どんだけ迷惑かけるんすか」
って言われたのキツイよな…
宮迫「そやで…」#雨上がり決死隊解散報告会#アメトーーク pic.twitter.com/foeDho7xWw— リんぽよ (@poyo_nana78) August 17, 2021
さんまさんが宮迫を労る会を開いてくれて、色んなTV関係者も呼んでいた。松本さんが助け船出そうとしたり、他の仲間が色んなアドバイスをくれたりしたのにYouTubeを初めてしまった。
謹慎している中で。
本当に復帰したいなら地道にやるべきだった。
ロンブーの亮さんは復帰しているんだから。— ルーピー (@WzB0isvCRIqeT3X) August 17, 2021
Twitterの声を調査していると、やはり「蛍ちゃんがかわいそう」「宮迫ナルシストすぎる」「宮迫本当に性格悪いし最後まで、上から目線だった」などの“宮迫へのバッシング”が多かった印象でした。
しかし調査した上で感じたこととして、考え方の方向性は違えど宮迫博之さんの思いは“相方を思っての行動だった”ということは、とても伝わってきたと思います。
“ナルシスト”というキャラで売っていた宮迫さんのことを、思うとこのバッシングはなんだか、「芸風だしお門違いでは?」と感じました。
吉本興行からの圧力について踏まえて考えると、雨上がり決死隊の2人がどうあがいても復活は、難しかったのではないかと感じました。
テレビ業界って本当に見えない圧力があって怖いと思うと、YouTubeはまだ安心してみられるわね。
まとめ
今回は、雨上がり決死隊の解散についてや周りの芸人の思いについてを調査していきました。
2021年4月に、蛍原徹さんから「解散しよう」と宮迫博之さんへ気持ちを伝え話し合った結果、解散が決定しました。
蛍原徹さんは、周りの後輩やスタッフからの気遣いが徐々に負担になり、宮迫博之さんのYouTube活動時期が決定打になり、解散を決意。
1年半毎日泣きながら、悩んだことも話していました。
今まで抱いていた宮迫博之さんへ対する感情が、変わっていき気持ちのズレに気がついてしまったことも理由の1つと、蛍原徹さんは話していました。
「初心を思い出し、コンビでまた1から舞台で頑張ろう」と考えていた蛍原徹さんと、真逆の道へ進んでしまった宮迫博之さん。
宮迫博之さんは、「またコンビで活動できるように努力をしよう」とTV復帰の足掛かりとして始めたYouTube活動成功しましたが、復帰の見込みはほぼゼロに…。
大先輩である明石家さんまさんや松本さんの配慮についても水の泡にしてしまった、宮迫さんへのバッシングは相当なものよね。
そうなんです。けれど、明石家さんまさんと宮迫さんの中はそこまでは悪くなっていないと耳にしたので、少しほっとしました。
大人気番組である『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』は、現時点では『アメトーーク!』として、存続されていくということでした。
ここには、宮迫博之さんの「後輩の目指す場所だから」という強い思いがあったわね。
お互い「またコンビで活動できるように…」と同じ意思を持っていたのに、その意思とは裏腹に歩む道が分かれてしまったことは、とても残念です。
ここでしっかり、それぞれの思いを伝え合うことができていれば、大きな気持ちのズレはなかったのではないかと思いました。
雨上がり決死隊コンビ歴32年の幕は閉じられてしまいましたが、宮迫博之さんと蛍原徹さんの、これからの活躍を心より応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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