お笑いタレント「キンタロー。」さんのブログ内での発言が炎上し謝罪したという一連のニュース。SNSを利用している方ならば誰にでも起こりうる事かもしれません。
せっかくの楽しいSNSですが、炎上リスクもあり得るツールです。
今回の騒動で、娘の預け先を批判したかったわけではないと、彼女は語っています。
言い方ひとつで伝わり方は異なります。キンタロー。さんの事例をもとに、炎上を未然に防ぐ方法と、万が一炎上してしまった場合の対策を考えていきましょう。
キンタロー炎上から謝罪の経緯
お笑いタレントのキンタロー。(39)が、1歳長女が預け先でケガをしたことに関してつづったブログ記事の反響を受け、「旦那にもこっ酷く怒られました」と明かし、あらためて謝罪した。
引用元:日刊スポーツ
キンタロー。さんはどのような経緯で炎上してしまい、謝罪するまでに至ったのでしょうか?
キンタローの娘が預け先でけがをした
キンタロー。さんの娘が、預け先で転倒し、顔にけがをしたのが事の発端。
「ショックで立ち直れない。」
「正直なんで外なのに手を離したのって、頭の中モヤモヤしてしまいました。」
「どんな状況だったのか話を聞いてもなんで?なんで?って頭の中でなってしまい」
不安な気持ちがそのままブログにあがっているわね。
「不安」ではなく「不満」と捉える人もいそうですね…。
「ああああ」と叫ぶ表現を入れてるところも感情的になってることがわかります。
もしかしたら、文中に預け先へのフォローや感謝の気持ちが入っていれば、見てくれた人の受け止め方も少しは違っていたのかもしれませんね。
ブログのコメント欄に批判殺到
- 「なぜいちいちブログで報告するのか?」
- 「預け先だってけがをしないよう注意していたと思う。一方的に責任を問うような書き込みはどうなのか?」
- 「芸能人という影響力のある立場でありながら預け先への配慮が足りないのではないか?」
などというコメントが来ています。
確かに預け先は、けがをさせようと思ってしたわけじゃないだろうしね…。
キンタロー。さんは一般人ではなく、芸能人という立場であり、世間への影響力があると言えます。
そんな影響力のある人が、ブログで発言する内容ではないと批判が相次いだんですね。
いくら娘が心配と言えど、「預け先への不満」ともとれる発言をすべきではないということも納得がいきますね。
ブログの投稿内容に対してキンタローから謝罪
後日、キンタロー。さんは複数回にわたり謝罪ブログを更新しています。
- お騒がせしてすみませんでした。(3/12)
- お騒がせしてすみません(3/14)
- 反省(3/15)
キンタロー。さんは、「自分がここまで影響力のある人間だと思ってなかった」ようです。ものすごい反響で、怖くなったとさえコメントしています。
旦那さんにもかなり怒られたようですね。
ブログには、ママさんや保育士さんなど、「子育ての先輩」や「子育てのプロ」とも言える人たちからたくさんのコメントが寄せられていました。
- 「自分を責めないで」と、キンタロー。さんを心配するコメント
- ちびキン(娘)ちゃんを心配するコメント
- 預け先を批判するコメント
- 傷への対処法に関するコメント
などなど…。
それにしても何度も謝罪しているわね。
預け先を批判するコメントに対し、「これはまずい!」と、何度も謝罪ブログを更新したのかもしれませんね。
キンタロー謝罪騒動に対しTwitterでの反応は?
例えばキンタロー。も、何だかなーって思ったよ
子ども1人に対して1人の大人がついたとして、でも完全に目を離さないっていうのは難しいと思う。病院だったり謝罪があって、なのに相手を責めるような書き方したり…なんだかなーって思うよ
おかしいことにおかしいと気付ける私はまだ大丈夫かな— さとはな (@chipachipanon) March 28, 2021
ちゃんとブログ読んだら 迂闊な発言ではあるけど パニックなってるだけで保育所を叩く目的ではないことは明白やったぞ。悪いんは切り取りで印象操作したネットニュースやろ。
芸人キンタロー。が保育園を叩き大炎上。謝罪のプロが指摘した最大のリスク#MAG2NEWS https://t.co/zWiT4d88Cp
— アミチ (@amipunch) March 20, 2021
キンタローまだ叩かれてるのかよ…
ほんと女の敵は女やなぁ
これ以上追い込むとマジで精神病んで、SNSによる過去最悪の結末の再来になりかねんぞ
何度も謝罪してんだからもう許したれよ— キングパープル (@king_purple037) March 19, 2021
SNSでの炎上を未然に防ぐ3つの方法
ここからは、SNSやブログで炎上しないためにはどうしたらいいのか?を考えていきましょう。
大勢の人に見られているという意識を持つ
大勢の人に見られているかもしれないという意識を持つだけで「今、この表現は適切か?」を意識できるようになります。
意識するだけで良いので特別なスキルなどは必要なく、直ぐに実践することができます。
SNSは、外部から遮断された空間ではありません。
不特定多数の人が閲覧することができる公の場を利用しているということを意識して、自分の発言に責任を持たなくてはなりません。
「誹謗中傷」と受け取られる表現をしない
不安に思う心の内や、相談事を投稿する際は「誹謗中傷」と受け取られる可能性のある表現をしないように心がけましょう。
そうする事で自分の投稿が炎上する可能性が下がります。
受け取り手が不快に思う表現を減らすことで心無いコメントが返って来る事も減るってことね。
SNSやブログに投稿した本人にとってはそのような自覚はなくても「受け取り手」、「第三者」の認識が異なる可能性を考慮しましょう。
SNSやブログに投稿する前は冷静になる
投稿前に再度、「不快に思う人はいないか」「傷つく人はいないか」を確認をするようにしましょう。
そうする事で、冷静な気持ちになり炎上する可能性の有る投稿を未然に防ぐ事にも繋がります。
誤字脱字の発見も出来るわね。
キンタロー。さんの場合に考えてみましょう。
- 保育園の保育士さんの立場
- ブログを読んだ人の立場
に立って、冷静な気持ちで、ブログを投稿する前に見直していたら…。
もしかしたら、もっと違った表現のブログになっていたかもしれないわね。
炎上することなく、不安な心境や現状などを相談できていたかもしれません。
そんなつもりはなくても自分が投稿したブログで誰かを傷つけてしまうのは悲しいですものね…。
影響があるのは芸能人だけとは限りません。一度炎上・拡散してしまったら簡単に消すことは困難です。
自分だけでなく、家族や子ども達にも影響が出て、それが原因でいじめに遭うかもしれません。
そうならないように、未然に防ぎたいものですね。
炎上してしまったら”状況把握”と”誠意ある謝罪”を
では、もしSNSやブログが炎上してしまったら、どのようなことを考えて行動したらいいのでしょうか。
落ち着いて状況を把握する
炎上した際、まず行うのは「状況の把握」です。
現状を把握し自分へのダメージを最小限にします。炎上原因を把握することによって、更なる炎上を防ぎます。
炎上範囲がどの程度で、どのような経緯で炎上したのか確認することが大切です。
誠意をもって謝罪する
誠意をもって対象者に謝罪、和解する事で自分に向けられる敵意を減らせる可能性が生まれます。
炎上したコメントに対応する必要があるか判断し、炎上に関わりの有るユーザーに対して連絡を取る場合は誠実な対応を心掛けましょう。
大切な人の場合、今後の関係にも影響してくるかもしれないしね。
自分に僅かでも責任がある場合は、真摯に受け止めたうえで、誠実に謝罪と説明を行うのが賢明です。
自分のブログが炎上してしまったら、パニックを起こして炎上を抑えるために、コメントに対してひたすら謝ってしまうかもしれないわ。
もちろんそれも大切だけど、当事者や傷つけてしまった人に誠意をもってしっかりと謝ることが大切ね。
まとめ
- 自分はこんなつもりじゃなかった。
- 不安を誰かに話してスッキリしたかった。
- ただ聞いてほしい。
それだけだったのに、言い方や伝え方、その時の感情で人を不快にさせてしまうことは多くあるかもしれません。
おなかを痛めて苦労して育てた可愛い我が子。
その子が怪我をしてその不安を周囲に共感してもらいたい気持ちはわかります。
不安だったからといって投稿してしまったブログによって、将来可愛い我が子が批判を受けたり、周りから距離を置かれるなんてことは避けたいですよね。
- 大勢の人に見られているという意識を持つ
- 「誹謗中傷」と受け取られる表現をしない
- SNSやブログに投稿する前は冷静になる
これらを実践する事で、炎上や謝罪を未然に防いで、SNSをもっと楽しく素敵な環境にする事が出来るかもしれません。
SNSは「公の場」なんだってことを意識し、「人を傷つけてしまうかもしれない」「不快にさせるかもしれない」という事を忘れることなくブログ等を投稿しましょう。
あなたのSNSはきっと多くの人に受け入れられる事と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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