声優の落合福嗣さんが、2021年5月7日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」にゲスト出演し話題になりました。
落合福嗣さんは、番組MCを務める中居正広さんに礼儀正しく初対面の挨拶をし、その様子に中居正広さんは喜びの表情を浮かべました。
中居くんはどうして喜んでいるの?
中居くんはプロ野球好きで有名。落合福嗣さんは元有名プロ野球選手の2世で、幼少期から有名だったの。
今回は声優やナレーターで活躍する落合福嗣さんが幼少期に有名だった理由と声優になるまでの経緯を調査しました。
有名2世【落合福嗣】のプロフィールと経歴
金スマでは声優事務所の「青二プロダクション」から「今絶対に知っておくべき24人」として人気声優がスタジオに集結しました。
中居は自分の背後に座った24人を振り返ると「福嗣くん…。こんにちは」と感慨深げにまずは挨拶した。これに笑顔で「こんにちは。初めまして」と福嗣が爽やかに応じると、中居は「初めてだね!」と笑顔。
引用元:yahoo!ニュース
落合福嗣さんの礼儀正しい姿に、中居正広さんはしみじみと「ちゃんとなったねぇ」と声をかけています。
どういう意味なのかしら?
落合福嗣さんは幼少期に悪ガキとして超有名だったんですよ!
落合福嗣さんのプロフィールを紹介します。
生年月日:1987年8月20日
年齢:33歳
出身地:愛知県名古屋市
職業:声優・ナレーター・タレント
国士舘大学21世紀アジア学部卒業
2010年に結婚し現在子どもは3人
2013年から声優の専門学校へ
2015年から声優事務所の青二プロダクションに所属
2019年に第13回声優アワードで新人男優賞を受賞
落合福嗣さんは2018年に「BSスカパー!」でアニメ化された「グラゼニ」で主人公・凡田夏之介の声優を務めました。
現在はナレーターの仕事も数多くこなし、TBS「サンデージャポン」のコーナーも担当しています。
父親は“プロ野球界のレジェンド”落合博満
落合福嗣さんのお父さんはプロ野球界のレジェンド落合博満さんです。
落合福嗣さんは小さな頃から父の博満さん・母の信子さんとともにメディアにたびたび出演しており、落合家は有名な一家でした。
三冠とは1シーズンに1人の打者が、首位打者・本塁打王・打点王の3つのタイトルを獲得すること。
引退後は2004年から2011年まで中日ドラゴンズの監督を務めた。
落合監督時代の中日ドラゴンズは強かった記憶があるわ!
そうですね。4度のリーグ優勝と1度の日本シリーズ優勝を達成しています!
落合福嗣さんは高校まで野球をしており、国士舘中学時代に軟式野球チーム「世田谷ウイングス」の大型内野手として活躍しました。
お母さんは落合福嗣さんをプロ野球選手にしたかったそうよ。
イタズラする悪ガキで有名に
幼少時代の落合福嗣さんはというと、天然パーマにポッチャリの体つき。
子供ながらふてぶてしい風貌や、大胆不敵な言動で注目されていました。
年代によっては“フクシくん”の愛称で思い出す方も多いんじゃないかしら。
悪ガキといっても子供なんだから笑える程度のイタズラだったんじゃないの?
落合福嗣“悪童伝説”エピソード
悪童フクシくんのヤンチャエピソードはこちらです。
- 自宅の机の上から放尿
- 松坂屋で札束をばらまいた
- 記者の持ち物を隠したり靴の中にアイスを突っ込む
- 「ボクのパパは三冠王だ!」と絶叫し女子アナの胸を揉み、スカートに顔を突っ込む
- お笑い芸人に向かって「もっと面白いことやれよ!」と先輩芸人並みの説教をする
想像を遥かに超えていたわ。
とんでもない悪ガキじゃないの!
これでも一部なのよ。ネタの多さはタレント顔負けです!
ですが悪童フクシくんにはイタズラをする理由があったと、落合福嗣さん本人が真相を話しています。
父との貴重な時間を奪うマスコミは“敵”だった
当時のフクシくんにとってお父さんとの貴重な時間を奪うマスコミとファンは敵だったそう。
プロ野球選手は家を空けることが多くなってしまいます。
本拠地での試合と遠征で月曜日は移動日となり休みですが、火曜から日曜までは毎日試合があります。
平日は夜に試合があるため、父・博満さんは朝の時間はまだ寝ています。
落合福嗣さんが幼稚園から帰ってくる時間は、すでに球場に行っていたため家にいませんでした。
ずっとすれ違いの生活で母子家庭みたいな感覚だったそうですよ。
唯一の休日に家から一歩外に出ると番記者さんがいて「お父さんに話が聞きたいから、フクシくんはこっち」と父から遠ざけられます。
家族で遊びに向かった先ではファンに囲まれ、また父親から離されてしまいます。
「どうにかしてこの大人たちを撃退しなくては!」と子供ながらに考えていたそうですよ。
フクシくん、お父さんと全然遊べなくて寂しかったのね!
理由が知れてよかったわ。でもやっぱり度が過ぎるイタズラだとは思うけど…。
イタズラの内容はほぼ真実
落合福嗣さんが言うには悪童伝説は誇張されたものは少なくほぼ真実だそうです。
捏造されたエピソードでしたっていうパターンではないのね!
ですが「この話は何歳の時」と、ちゃんと年齢を書いて欲しいと語っています。そうじゃないとだだの事件だと(笑)
「スカートにもぐった・胸を揉んだ」というのは幼少期のころで「家でおしっこを漏らした」というのは幼稚園入園前の話だそう。
家に取材陣が入っていたとき「おしっこ行きたい」とスタッフに言うと「ここでしちゃいなよ」と言われたそう。
「お母さんに怒られる」と反論しましたがガマンできずに漏らしてしまい、それをカメラに撮られたそうです。
怖い大人ですね~!
また「お札をバラまく」は折り紙と何が違うの? という感覚で遊んでいたとのこと。
TVではバラまいて遊んでるところで終わっているそうよ。
中にはマスコミの誘導によって作られたエピソードもあったのね。
落合福嗣“有名2世”ゆえのイジメの過去
落合福嗣さんは小さい頃から有名だったことからひどいイジメを受けていました。
父親が試合で打てないと「お前の親父のせいで負けた」と言われ、打ったら打ったでいじめられたそうです。
そんなの理不尽すぎるわ。フクシくんは関係ないのに。
小学校時代はロッカーに閉じ込められて鍵までかけられました。
中学校時代には上級生に「お前の父ちゃんの解説は生意気だ」と両膝をバットで殴られ、ケガの影響もあって高校で野球を辞めます。
高校時代はたった1人で7人から袋だたきにされたりもしたため、一時不登校にもなったとのこと。
いじめが原因で自殺まで考えたそうです。
悩む落合福嗣さんに、母・信子さんは「どうやって死のうか?かあちゃんも一緒に死んでやるよ」と、10くらいの死に方を挙げたそうです。
落合福嗣さんは死んだ後の後始末が厄介だと知って「死ぬのも大変だな」と自殺を断念しました。
落合福嗣さんは「ホントは死にたいんじゃなくて解決したい。」と、一通の手紙を母・信子さんの枕元に置きました。
フクシくんの叫びだったのね。こんなつらい過去があったなんて知らなかったわ。
自殺を思いとどまってくれて本当によかったです。
落合福嗣声優を目指し学校へ!実力で夢を切り開く
落合福嗣さんは大学卒業後、進路に迷い悩んでいました。
そんなとき父・博満さんは「オレらがオマエの面倒見られる間に自分でなりたいものをじっくり探せ」と言ったそうです。
懐が広い両親ですね。
落合福嗣さんは小さな頃から声優という職業に興味を持っていたそうです。
幼稚園の頃お父さんと一緒に映画「ターミネーター」を見ていたときのこと。
外国の俳優さんが日本語をペラペラ喋っていたので感心していたところ、声優という職業があると教わりました。
小学生の頃には、テレビ番組でお父さんが危険球を投げられて怒っているシーンを見ました。
関西弁でアフレコされていて声優の仕事って面白いんだなと思ったそうよ。
なつかしいわ。きっと「プロ野球珍プレー好プレー」っていう番組じゃないかしら。
落合福嗣さんは洋画のシーンを自身でアフレコして声優の自主トレをし、中高生時代にはもっと本格的に練習を始めました。
声優志望だということを父親に打ち明けたときは「知ってる。お前自主トレをやっていたもんな」と言われたそう。
そして落合福嗣さんは小さな頃から興味があった声優を目指し、声優学校へ進学します。
自発的に学んだことで大人になれたと語る
世間は落合家がフクシくんを「野放しに育てた」と思う方が多いようですが、実際はそんなこともないそうですよ。
落合家のルールとして「お金を粗末にすること」「嘘をつくこと」「相手に暴力を振るうこと」に対してはかなり怒られたそうです。
ですがそれ以外ならなんでもやっていいよという教育方針で、やりたいことや関心を認められながら育ってきたそう。
そんな子育て方針があったから、落合福嗣さんは自分に適した仕事を探し出せたのかもね。
母・信子さんは落合福嗣さんが声優事務所に入ったとき、マネージャーさんに「ゼロからのスタートなので厳しくしてください」とお願いしたそうです。
それ以降は一切関わらず、落合福嗣さんはオーディションを受け自力で役を勝ちとっていきます。
現在お仕事で充実した生活を送っているのは、本人の努力があったからなのね。
かつて悪ガキだった落合福嗣さんはすっかり落ち着き、笑顔で丁寧に受け答えする円満な人柄なりました。
落合福嗣さんはこうやってちゃんと大人になれたのは、あくまで自発的に学んだからだと言っています。
声優として活躍する落合福嗣にTwitterの反応は?
声優・落合福嗣さんが金スマに出てるけど、野球に興味なくて声優になりたかったそうで。なお、自転車乗りなら落合福嗣さんが自転車好き、ロードバイク乗りなのは知られてるが「うちの落合博満がホントお世話になっております」は核ミサイル級のパワーワードで強い。#金スマ pic.twitter.com/liSfped5VE
— てんげるまん🌀tengelmam (@fcbliebe1900) May 7, 2021
#金スマ
落合福嗣さんは、青二塾という青二プロダクションの養成所にちゃんと通い、小さな役をコツコツとこなしながら、最近メインも演じるようになったのよ。— サトリン🖇 (@jusrD0nt1PnQPyR) May 7, 2021
録画しておいた金スマ観てるけど、福嗣君てほんと子供の頃は親の七光りのク○ガキってイメージだったのに🤣
落ち着いた声の立派な声優さんになったよねぇ…
TV見ててナレーションの所を見ると、落合福嗣ってよく見かけてビックリするし(๑°ㅁ°๑)✧— れこば~ (@recorecobaniku) May 9, 2021
録画していたNHKの「進化する野球」という番組を見ていた。
エンドロールでナレーション 落合福嗣というのを見てビックリした。
ナレーションの仕事をしてるとはどっかで見たが、あの福嗣君があんないい声してるのねと驚いた。— シマ誠一郎カリビ (@sima3126) May 8, 2021
まとめ
今回は声優やナレーターで活躍する落合福嗣さんが幼少期に有名だった理由と声優になるまでの経緯を調査しました。
幼少期の悪ガキエピソードにはかなり驚きましたが、子供なりに考えお父さんを取り返そうという理由があったことが分かりました。
また中学高校では暴力的なひどいイジメにあっていました。
イジメのエピソードには本当に心が痛んだわ。自殺を考えるまで精神的に追い詰められて本当につらかったでしょうね。
有名人ゆえの苦労もたくさんあったと思うわ。
落合福嗣さんは父親とは違う道に進み、自らの努力で現在は声優やナレーターとして活躍しています。
優しい声で聞き取りやすいと、視聴者からの評価も高いですよ。
今度は声優さんとして“伝説”を作って欲しいですね!!
落合福嗣さんの今後の活躍もとても楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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