誰しも人生で一度は目にしたことがある、可愛いウサギが主人公の名作絵本『ピーターラビット』。
2018年に実写映画化し話題を呼びました。
あまり覚えていないけど、可愛いウサギピーターと動物大好きなビアとの生活を描いた絵本だった気がするわ。
絵のタッチが素朴で可愛くて、よく読んでいたわ。
今でも沢山の人に愛される名作絵本で、実写映画も大ヒットしましたよね。
実写映画『ピーターラビット』の続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が2021年6月25日に公開されました。
公開を記念して6月25日(金)の金曜ロードショーで『ピーターラビット』が地上波初放送されます。
今回は、名作絵本実写映画『ピーターラビット』と続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』のあらすじについて調査していきたいと思います。
名作絵本実写化第一作目”ピーターラビット”
絵本ピーターラビットの世界と言えば、ほのぼのとして可愛らしいイメージが強いと思います。
絵本『ピーターラビット』シリーズは累計1億6000万部もの大ヒットを記録しており、子供の読み聞かせに最適と言われています。
本が長すぎるという声も聞かれますが、その世界観の素晴らしさが今でもヒットを続ける理由だと思います。
一番有名どころとして挙げられるのが絵本『ピーターラビットのおはなし』ですが、その内容をくわしく覚えていますか?
「絵が可愛い」ということは覚えているけれど、そんなにくわしく知らないわ。
イタズラっ子でやんちゃなウサギと隣人のお話なのですが、ピーターのお父さんは隣人に食べられてしまったという背景があるんですよ。
原作絵本の意外なストーリー
『ピーターラビットのおはなし』の主要登場人物は、ピーターラビットを始めとしたウサギの一家と、隣人で人間のマグレガーさんです。
マグレガーさんは自分の家に畑を持っており、たくさんの野菜を育てているのですが、畑をピーター一家に荒らされることで大変嫌な気持ちがしていました。
野菜を育てるって結構大変だものね。
荒らされたらそれは嫌な気持ちになるでしょう。
ある時マグレガーさんの畑に勝手に入ったピーターの父親が、マクレガーさんにつかまり、パイにして食べられてしまったのです。
この一件から、主人公であるピーターラビットは母親から「お父さんはマグレガーさんの畑に入ったから食べられてしまったの。マグレガーさんの畑には絶対に行かないように。」と言い聞かせられていました。
あの可愛い絵本ってこんな内容だったの?
知らなかったわ。
驚きですよね。
お母さんの注意もむなしくピーターはマクレガーさんの畑に、イタズラ目的で行ってしまうのです。
お腹が痛くなるほど野菜を食べ、お腹の痛みを治すためにパセリを探していると、マグレガーさんに見つかってしまいました。
マグレガーさんは畑を荒らされたことでとても怒っていました。
逃げるピーターラビットと、追いかけるマグレガーさんの戦いが描かれています。
最後は逃げ切れるのですが、逃げる際にピーターが落としてしまったジャケットと靴は見せしめのために、カカシにかざられることになったのです。
こんな内容だと思っていなかったわ。
意外とスリリングな絵本なのね。
そうなんです。
でも映画ではもっとやんちゃに描かれているんですよ。
ほのぼのとは程遠い始まり
原作絵本では母親と3人の妹と5人で暮らしていたピーターラビットですが、実写映画では両親は他界したことになっています。
両親を想うとさびしい気持ちもあるピーターラビットを表現したところは、観ているこっちまで胸がしめ付けられるような気持になります。
今作は3人の妹と従兄弟のベンジャミン、絵描きで動物好きの人間女性ビアと暮らしている設定です。
最初は原作絵本と同じく、マグレガーさんの畑に勝手に入り、逃走する場面がそのまま描かれています。
逃げるときに落としてきたジャケットと靴を取り返すために、また畑に勝手に入るのですが、運悪くマグレガーさんにつかまってしまいました。
ところが、マグレガーさんが心臓発作で突然亡くなったことで、ピーターラビットは事なきを得ました。
「父親を殺した宿敵マクレガーの死」にピーターラビットは大喜びし、森の動物たちとパーティーを開くのです。
なんだかとってもダークな内容ね。
でもマクレガーさんが亡くなったのならおだやかな暮らしを描いた映画なのかしら?
それが違うのです。
マクレガーさん亡き後、新しい人物が登場し、憎しみ合う関係になり、壮絶なイタズラが繰り広げられます。
大好きなビアを奪う人間?トーマスへの嫉妬
実写映画に登場するピーターラビットは、ビアのことが大好きなのです。
ビアも動物が大好きで、ピーターラビットたちをとても可愛がっていました。
隣人であるマグレガーさん亡き後、甥であるトーマスが豪邸と土地を受け継ぎましたが、トーマスは綺麗好きで動物が大嫌いなのです。
ピーターたちがパーティーを開いている場面に出くわし、トーマスは驚きしました。
ウサギや動物が勝手に入ることができないように、柵を作り始めたところ、ビアがあいさつに来ました。
動物好きのビアは、動物を好きになって共存することを勧め、トーマスに双眼鏡をプレゼントします。
しかし、柵作りを辞めることは無く、材料の買い出しに街へ出たトーマスはビアと再会し、ビアに対して特別な感情を抱き、親密になっていきます。
ピーターラビットは、楽園とビアも奪われそうになり、トーマスへ憎しみを抱いていくのです。
なんだかドロドロしている内容ね、意外だわ。
ピーターが仕掛けるイタズラも、トーマスの仕返しも、もはや笑い話ではない規模の物でした。
出てくるしかけが”命をねらう”レベル
トーマスは動物が勝手に入ることを防ぐために電流を流した銅線を設置しました。
日本の農業でも動物による被害を防ぐために使われるわよね。
ピーターは驚きの仕返しをします。
電流を流した銅線を、なんとトーマスの自宅内に設置し、仕返しをしたのです。
一歩間違えれば死に直結するような仕返しにトーマスは腹を立て、ピーターラビットたちの巣に爆弾をしかけました。
おたがいに殺し合おうとしてるみたいで何だかこわいわ。
途中経過はそう見えますが、結局はピーターもトーマスもビアが好きなので、協力し合う仲になるんですよ。
最後には”ビアへの気持ち”で協力関係に?
トーマスとピーターラビットの戦いで、ビアも被害を受け、二人はビアから拒絶されてしまいます。
「ビアを取られたくないためにやってきたこと」で、結局はビアを傷付けてしまうのです。
自業自得だけどなんだか可哀そうね。
絵本の中でもピーターラビットが泣く姿が描かれていますが、涙を流す姿に私も「可哀そう。」と感じました。
ピーターラビットはビアを傷つけてしまったことを深く後悔し、ビアへ事情を説明して謝るためとトーマスへ協力をお願いするために、都会を大冒険することになります。
一方トーマスも、ビアから嫌われてしまったことがショックで立ち直れずにいたところ、宿敵のピーターラビットが現れ怒りを表しました。
しかし、お互いに『ビアを想う気持ち』は同じだという事が分かり、二人は協力し合ってビアとの関係を修復するのです。
結局はハッピーエンドで終われるようで安心したわ。
ピーターラビットが死ぬところなんて見たくないもの。
そうですね、くわしい内容はネタバレになるので書けませんが、第二作目が公開したので、見返してみるのも良いかもですね。
原作との違いに、原作ファンからは賛否両論が起こりました。
しかし、可愛い動物たちの世界観やピーターラビットの精神的成長までを描いた、最高のエンターテインメント作品として大ヒットしました。
待望の続編!!”ピーターラビット2/バーナバスの誘惑”公開
原作絵本とは違う、スリリングでエキサイティングなピーターラビットが見られた映画の続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が2021年6月25日に公開されました。
ピーターラビットの吹き替え声優は前作と同じく千葉雄大さんが務めます。
公開を記念して6月25日の金曜ロードショーで第一作『ピーターラビット』が地上波初放送されることになりました。
テレビで見れるのはとても嬉しいわ!
録画しなきゃ!
ピーターラビット2のタイトルに含まれる『バーナバス』は誰かの名前なのかしら?
地上波放送本当に楽しみですね!
『バーナバス』は今回の目玉になる”登場ウサギ”です。
予告編が公開!意外な始まり方
前作では“ビアへの気持ち“から協力し合った、トーマスとピーターラビット。
予告ではビアとトーマスの結婚式のシーンで、二人を祝福するピーターラビット…ではありませんでした。
ハッピームードに包まれたトーマスに、ピーターラビットが飛び蹴りをかますシーンがスローモーションで告知されています。
やんちゃは変わりないようね…。
仲良くなったんじゃなかったの?
始まり方は仲直りしたとは言い難い内容ですね。
どうやらピーターラビットは、ビアと結婚が決まったことでトーマスが父親面をするようになり、しかられることに嫌気がさしてしまったようです。
ピーターラビットは家出をし、住み慣れた土地を離れて大都会ロンドンに行ってしまいます。
食べるものもない、知り合いもいない、右も左もわからないピーターラビットは不安になります。
するといきなり、ピーターラビットの父親の親友であるというウサギが登場するのです。
まさかこのウサギが…
そのまさかです。このウサギがバーナバスです。
悪の組織のリーダー?”バーナバス”の登場
バーナバスは大都会ロンドンで、地下組織を率いるリーダーでした。
悪の組織のリーダー「バーナバス」の吹き替え声優を務めるのは、哀川翔さんです。
こういっちゃ悪い気がするけど、ぴったりな役柄ね!
たくさんの「悪役」を演じてきた哀川さんですから、きっと素晴らしいものにしてくれていると思います。
両親がいないことをずっとさびしく感じてきたピーターラビットは、バーナバスに父親を重ねて見てしまいます。
バーナバスは大都会で生きる知恵として、盗みなどをピーターラビットに教え込みます。
悪いことを学んでしまうのね。
そうなんです。少年の非行の典型的パターンをウサギで描いた作品です。
盗みを教わったピーターラビットは、妹たちや仲間を巻き込み「市場襲撃」という悪の道へ走ってしまいます。
この先については全く発表されておらず、どんな展開になるのかは映画を見た人だけのお楽しみです。
前作と変わらず、エキサイティングな部分はそのままに、ダークサイドについても触れる今作も見どころ満載な内容になっています。
“ピーターラビット2/バーナバスの誘惑”へのTwitterの声
🎞「#ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」は明日6月25日(金)公開!🐰
今回は思春期ピーターのアイデンティティ形成のお話なのかな?うさグレるピーターが心配ですが楽しみです✨
初日には行けなさそうですが💧来週中には行きたいところ。 pic.twitter.com/kA4DeJW2OS— こりす🍊 (@Korisu_Chang2) June 23, 2021
今日は、ピーターラビット2
の公開ですね🐰🌷私は、明日、母と父と3人で
観に行ってきます🐰楽しみ☺️🌷 pic.twitter.com/YHLyITJIR7— 🌷さや🐰マロンちゃん🌷 (@usagi__3838) June 25, 2021
明日のピーターラビット2の公開に備えて復習やぁ🐇
うちのピーターラビットも準備万端らしい🐰#ピーターラビット pic.twitter.com/SLhZ9ZOxmt— ヒコレット🐄🌻📻 (@Hikoret) June 24, 2021
週末の 御褒美ねぎまタイム👌😍 うま~~~~い🎵😋 ごちそうさまでした🙏🙏 今日 親父がCBエンジンかけてくれたみたい🙌😁 走らせてはくれてないが🤭w キュル ヴォン💨💨 らしいから 大丈夫ですね👌 ・・・多分👌🤭w
土日 雨予報だから また乗れんのかなぁ😭 金曜日はピーターラビット2🐰 pic.twitter.com/Zf4fqAXWmT
— 武ちゃん (@70s16) June 20, 2021
まとめ
今回は大人気絵本を実写映画化した『ピーターラビット』と、続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』のあらすじについて調べてきました。
原作絵本の意外な内容もさることながら、ピーターラビットのやんちゃさを全面に出し、スリリングでエキサイティングな最高のエンターテインメント作品になっていることが分かりました。
今作もきっと大ヒット間違いなしな内容になっていると感じます。
気になる人は第一作『ピーターラビット』をチェックしてから、劇場に足を運んでみてくださいね。
絵本に抱いていたイメージとは全く違って、見てみたいと思ったわ。
ちょっと怖く感じる所もあるけど、可愛いうさぎを観に、映画館行ってみようかな。
ブラックジョーク的な面を大きく含む内容なので、クスっと笑える場面もあるようですよ。
ぜひ見てみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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